しんしろ農業塾（第２期生）開講

農業の初心者向け栽培講座「しんしろ農業塾」が２年目を迎え、平成２６年８月２８日（木）に開講式が開催された。

２期生は新城市在住の40～60代の男女10人で、定員を上回る応募があり、その多くは「退職を機に、農業の基礎を学びたい」といったセカンドライフへの思いを胸に秘め、１年間、露地野菜の栽培技術や農機の取り扱いなどを、全２４回の講義で学ぶ計画となっている。塾生には１人当たり約100平方メートルの栽培区画が割り当てられ、タマネギやジャガイモを始め７～8種類の野菜を栽培。耕起や畝立て、草刈り機の取り扱いなどを実践する。開講式後すぐに第１回の講義に入りセルトレーを使ったキャベツの種まきを行った。

塾生らはセカンドライフの重要な要素として農業を順位付けている。

開講式では、ＪＡ愛知東の海野文貴常務は「農業は命を育て、命を頂く産業。将来的には個々が産直出荷につなげ、年金プラス100万円を合言葉に頑張ってほしい」と期待を込めた。